夏の水分不足が口臭・むし歯を招く?

      2026/09/30

暑い夏は、汗をかく機会が増え、普段よりも体から水分が失われやすくなります。
水分が不足すると、口の中が乾燥しやすくなることがあります。
お口の乾燥は、唾液の働きにも関係するため、夏場はいつも以上に口腔内の状態を意識してみましょう。

今回は、汗で失われる水分と唾液の関係、水分補給のポイント、汗を多くかいたときのミネラル補給についてご紹介します。

 

汗をかくと、口の中も乾燥しやすくなる?

私たちの体は、汗をかくことで体温を調節しています。
暑い環境で長時間過ごしたり、運動などで大量に汗をかいたりすると、体から水分が失われます。
水分が不足した状態では、口の中が乾燥したり、唾液の分泌量が少なくなったりすることがあります。

唾液には、食べ物のかすや細菌を洗い流す働きのほか、口の中の環境を保つ働きがあります。
そのため、口の中が乾燥すると、普段とは異なる口腔内環境になることがあります。

 

口の乾燥と口臭の関係

口臭にはさまざまな原因がありますが、口の中の細菌もその一つです。
唾液が少なくなって口腔内が乾燥すると、細菌や汚れが洗い流されにくくなり、口臭が気になることがあります。

夏場に「口が乾く」「口の中がネバつく」「口臭が気になる」と感じる場合には、水分摂取の状況や口腔内の清掃状態などを見直してみることも大切です。

 

唾液は、むし歯予防にも関わっています

唾液には、むし歯の原因となる酸によって歯が溶けることを抑えたり、歯の表面の再石灰化を助けたりする働きがあります。
口の中が乾燥すると、このような唾液の働きが十分に発揮されにくくなる場合があります。

また、夏は冷たい飲み物を飲む機会が増える季節です。
特に、糖分を含む飲料を長時間少しずつ飲み続ける習慣がある場合には、むし歯予防の観点からも注意が必要です。

 

普段の水分補給は何を選ぶ?

日常的な水分補給では、糖分を含まない水や無糖のお茶などを選ぶ方法があります。
ジュースや清涼飲料水、スポーツドリンクなどには、商品によって糖分が含まれています。
こうした飲料を頻繁に摂取する場合は、飲む量や回数にも気をつけましょう。

「水分をとること」と「糖分を頻繁に摂取すること」は別に考えることが、お口の健康を考えるうえでのポイントです。

 

汗をたくさんかいたときはミネラルにも注目

汗には水分だけでなく、ナトリウムなどの電解質も含まれています。
そのため、長時間の運動や屋外活動などで大量に汗をかいた場合には、水分だけでなく電解質の補給が必要になることがあります。

一方で、日常生活での水分補給と、大量に発汗したときの水分・電解質補給は同じではありません。
スポーツドリンクや経口補水液などを利用する場合も、それぞれの製品の表示や使用目的を確認し、状況に応じて選ぶことが大切です。
また、糖分を含む飲料を習慣的に摂取する場合には、むし歯のリスクにも配慮しましょう。

 

夏のお口を守るためにできること

夏場は、次のようなことを意識してみましょう。

こまめに水分を補給する

普段の水分補給では、糖分を含まない飲み物も選択肢にする

甘い飲み物を長時間だらだら飲み続けない

大量に汗をかいたときは、水分だけでなく電解質の補給についても考える

毎日の歯みがきを丁寧に行う

歯と歯の間は、デンタルフロスや歯間ブラシなども活用する

口の乾燥や口臭など、気になる変化が続く場合は歯科医院に相談する

 

夏こそ、お口の乾燥にも目を向けてみましょう

暑い季節は、汗によって体から水分が失われやすくなります。
水分不足によって口の中が乾燥すると、唾液の働きにも影響することがあります。
口臭やむし歯にはさまざまな原因がありますが、夏場は水分補給や飲み物の選び方、毎日の口腔ケアを見直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。

お口の乾燥、口臭、むし歯などについて気になることがある場合は、歯科医院でお口の状態を確認してもらうことも一つの方法です。
暑い夏も、体の水分補給と毎日の口腔ケアを意識して、健やかな口腔環境を保ちましょう。

 



松本歯科医院:https://matsumoto-dental.biz/

〒354-0025 埼玉県富士見市関沢2-15-40
電話:049-275-2118

電車でお越しの方
東武東上線 鶴瀬駅 より 徒歩8分

お車でお越しの方
無料駐車場6台

PAGE TOP