ブログはじめました!
こんにちは。松本歯科医院です。
このたび、当院の公式ブログをスタートいたしました!
お口の健康や、歯に関するちょっとした知識、当院の日常などを、お伝えしていけたらと思っています。
皆さんのお口の健康を守るお手伝いができれば嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
突然ですが、10月8日は「入れ歯感謝デー(入れ歯の日)」ってご存じですか?
「1(い)・0(れ)・8(ば)」の語呂合わせから、公益社団法人 日本歯科技工士会が2005年に制定した記念日です。
入れ歯を支える歯科技工士さんへの感謝や、入れ歯の正しい知識を広めることを目的としています。
ところでみなさんは 【入れ歯のケア】 できていますか?
入れ歯は「噛む」「話す」だけでなく、「表情」や「お顔の輪郭」を支える大切な役割を果たしています。
そのため、毎日のお手入れで清潔に保つことがとても大切です。
しかし、実際には「毎日きちんとケアできていない」「どうお手入れすればいいかわからない」といった声もよく耳にします。
今回は、入れ歯を清潔に保たないことで起こるリスクと、正しいお手入れの方法についてご紹介します。
入れ歯を清潔にしないとどうなるの?
① 口臭の原因になる
入れ歯には食べカスや歯垢がつきやすく、そのまま放置すると雑菌が繁殖します。
その結果、口臭が強くなり、人との会話にも自信が持てなくなってしまうことも。
② 口内炎や義歯性口内炎のリスク
入れ歯には食べカスや歯垢がつきやすく、そのまま放置すると雑菌が繁殖します。
その結果、口臭が強くなり、人との会話にも自信が持てなくなってしまうことも。
不衛生な入れ歯が原因で、歯ぐきが炎症を起こすことがあります。
赤く腫れたり、ヒリヒリと痛む口内炎が繰り返しできることもあります。
③ 誤嚥性肺炎の危険性
高齢の方に特に注意していただきたいのが、誤嚥性肺炎です。
入れ歯に繁殖した細菌が、唾液や食事と一緒に肺に入り込むことで、肺炎を引き起こすことがあります。
④ 入れ歯の劣化が早まる
汚れたままの入れ歯は、変色したり、ニオイがついたりするだけでなく、素材そのものの劣化も早まります。
結果として、作り直しや修理の頻度も増えてしまいます。
  
次に簡単な入れ歯ケアのポイントを3つご紹介します!
1️⃣ 外したら水でよくすすぐ
食べカスや歯垢が残らないように、流水でやさしく洗いましょう。
⚠入れ歯の変形の原因になるため熱湯は厳禁です。
2️⃣ 専用ブラシで磨く
部分入れ歯の方は、部分ハブラシなどでみがき、大きめの入れ歯(総入れ歯等)の方は入れ歯専用ブラシを使うと、
細かい部分まできれいにできます。
⚠必ず歯を磨くブラシとは別の入れ歯のためのブラシを準備してください。
【Point】
・汚れが残りやすい金具部分(クラスプなど)は丁寧にみがきましょう。
・小さな入れ歯でも必ず外してからでみがいてください。
⚠稀に歯みがき粉を使用して入れ歯を磨く方がいらっしゃいますが、
歯みがき粉の研磨剤で入れ歯が傷ついてしまうことがあります。
何もつけずに流水でみがくようにしましょう。
3️⃣ 寝る前は外して、洗浄剤に浸ける
夜間は歯ぐきを休ませる時間です。
入れ歯を外して洗浄剤に浸け、清潔な状態を保ちましょう。
洗浄剤を使用するとブラシだけでは落としきれない汚れやカンジダ菌などの真菌や細菌を除去できます。
1日1回は入れ歯洗浄剤を使用して清掃しましょう。
※浸漬時間はお使いの洗浄剤に記載のある使用方法に従ってください。
入れ歯は、きちんと手入れをすれば長く快適に使えます。
もし「最近合わない」「痛い」「外れやすい」と感じたら、我慢せずにご相談ください。
皆さまのご来院を心よりお待ちしております。
松本歯科医院
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